嫁が妊娠した!妊娠初期、産婦人科医の内心

日記

ご報告ですが、嫁が妊娠しました!長年産婦人科医をして、たくさんの妊婦を診てきましたが、やっぱり自分の嫁のこととなると少し違いますね。
妊娠反応陽性が出たときはもちろんすっごい喜びました!が、しかし知識がある分不安も多い。異常をルールアウトして初めて正常妊娠と言えるからです。

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妊娠初期の不安

流産するかもしれない。(どんなに健康な人でも15%は流産するしなー)
子宮外妊娠かもしれない。(子宮内に胎嚢が見えるまでは安心できない!)
出血した。(初期の少量出血は安静指示、経過観察するしかないけど、、、ただ心配)
などなど、心配はつきない。

その他にも妊娠悪阻、良く言うつわり。
医師としては、尿ケトンを調べて飢餓状態になってないか、水分取れてるかを確認して、必要なら外来で点滴。もっと重症で経口摂取が全然できないなら入院して点滴加療。この時不足しがちなビタミン補充も行う。
特にビタミンB1の補充は重要で、欠乏症になるとウェルニッケ脳症を発症します。
僕はまだ臨床で出会ったことはないので合併症のない人が妊娠悪阻を契機に発症するのはかなり稀かと思います。

のように、治療の知識はあります。嫁は食事も取れてるし、水分も取れてるから点滴の必要はなし。つわりとしては医学的にはごくごく軽症。
診療なら「水分しっかり取ってねー、お大事に。」で終了するけど、つらそうな嫁を見るとオロオロしてしまう。とりあえず、カロリーメイトゼリーを爆買いしました!もちろんビタミンB1も入っていて有能。妻の栄養補給に良いし、自分でも朝忙しい日や二日酔いの日にさっと飲めて使いやすい。

そんな心配をよそに、当の本人はつわりなのに全然痩せない、、
とか言ってなぜかショック受けてるー(笑)、良いことなんですよ?

おわりに

幸い子宮内に胎嚢を確認し、2週間後児心拍を確認。
予定日を決定して母子手帳発行までこぎつけました!

「医師として」と「夫としては」感覚がだいぶ違うことに今更ながら気付かされました。
まだまだ不安は多いけど知識フル活用でサポートしていこうと思います。

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